総インプラント(オールオン4)治療の難易度や手術時のリスクなどについてまとめました。
All-on-4の治療とは、歯がほとんど残っていない人のために開発したインプラント治療のことです。
4本のインプラントをあごの骨にバランス良く埋め込み、かぶせ物(上部構造)をつけることで、咀嚼機能を回復させることができます。
参照元:波多野歯科医院(https://www.hatanoshika.com/implant/ao4-disadvantages.html)
オールオン4は、手術したその日に仮歯をつけることが可能です。
歯がなくて困る、ということはありません。柔らかい食べ物であれば、術後すぐに食事をとることができます。
総インプラント(オールオン4)は、上下4本ずつインプラントを埋め込む必要があるため、通常の1~2本を埋め込むインプラント手術と比べると、大掛かりな治療になります。
歯科医院を選ぶ際は、インプラント治療の実績が豊富な歯科医がいるかどうかや、十分なカウンセリングをしてくれるかなどを確認したうえで決断するようにしましょう。
参照元:筒井歯科インプラント専門サイト「オールオン4の失敗・リスクとは?【治療する前に知ってください】」(https://www.japan-implant.info/archives/5340)
総インプラントは、
高度な技術が
必要な治療法です。
歯がボロボロの方でも、最小4本のインプラント埋入で14本の歯を手に入れられるのが、総インプラント(オールオン4)です。
すべての歯を一度に変えるため、好みの歯の色や形にすることができます。
歯にかかる力を均等に配分できるように計算して複数のインプラントを埋め込む必要があるため、高度な技術と経験を持つ歯科医にしかできません。
郡山ファースト歯科矯正歯科ではオールオン4手術にも対応していますので、ご相談ください。
監修:郡山ファースト歯科矯正歯科 伊波良将院長(歯科医師)
連絡先:024-955-6869
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インプラントを埋入する際、適切に力がかかるようにしないとインプラントに負荷がかかってしまい、最終的に抜け落ちてしまうリスクがあります。
オールオン4はインプラントだけで噛む力を支えることになります。そのため、角度や位置がわずかにずれるだけで力のかかり方は変わってしまうので、特に歯科医の技術が求められる治療となります。
参照元:筒井歯科インプラント専門サイト「オールオン4の失敗・リスクとは?【治療する前に知ってください】」(https://www.japan-implant.info/archives/5340)
インプラント治療ではやむを得ないことですが、オールオン4も歯を抜く必要があります。
口の中の状態によっては歯肉を開くこともあります。その場合は外科手術となるため、身体への負担は少なからずあるでしょう。
参照元:筒井歯科インプラント専門サイト「オールオン4の失敗・リスクとは?【治療する前に知ってください】」(https://www.japan-implant.info/archives/5340)
オールオン4は歯を一気に変えるため、患者が希望する形の歯にしやすいという特徴があります。
人の印象は歯で変わると言われるように、歯を少し変えるだけでその人のイメージはガラッと変わります。
治療後に「思い描いていた歯と違う」と後悔することがないよう、相談の段階で理想の歯についてしっかり擦り合わせをしておくようにしましょう。
インプラントは骨と結合することで固定されます。
さまざまな要因から、インプラントが十分に固定されないケースがまれに起こります。
再手術をすればほぼ固定できますが、その場合は治療期間が長引いてしまうでしょう。
総インプラントならではのメリット・デメリットをまとめました
総インプラント(オールオン4)の大きなメリットとして、通常のインプラント治療と比べて費用が抑えられるというのが挙げられます。
歯がほとんどない人の場合、インプラントであれば何十本も埋め込む必要があり、増えた分だけ費用は増加していきます。
一方、オールオン4は上下それぞれ4本の埋め込みですべての歯をそろえられるため、費用面でも身体的な負担の面でも優れています。歯がほとんどない状態でインプラントを検討しており、治療費をできる限り抑えたいという人は、オールオン4に適していると言えるでしょう。
参照元:波多野歯科医院(https://www.hatanoshika.com/implant/ao4-disadvantages.html)
インプラント治療はそもそも高い技術力を求められますが、特にオールオン4においては、より高いレベルの知見が求められます。
歯科医や歯科技工士の腕はもちろん、設備面の充実なども重要になってくるでしょう。
対応している歯科医院も限られるため、しっかりと下調べをし、実績が豊富な歯科医院を見つけてください。
参照元:波多野歯科医院(https://www.hatanoshika.com/implant/ao4-disadvantages.html)
当サイト監修
「郡山ファースト歯科矯正歯科」による
症例別インプラント治療法解説を見る
総インプラント(オールオン4)は保険外診療のため、費用は術前検査や診断料、歯科用CTの精密検査費用なども含めた総額として、180~360万円程度と言われています。
入れ歯は保険が適用されることから、保険診療での作製の場合、総額として2万~2万5,000円程度が目安となります。
参照元:五十嵐歯科医院公式サイト「オールオン4と総入れ歯、かかる費用の違いは?」(https://www.igarashi-dent.com/column/column-2002/)
参照元:波多野歯科医院(https://www.hatanoshika.com/implant/ao4-disadvantages.html)
総インプラント(オールオン4)は治療技術の難易度が高いため、治療ができる歯科医師・歯科医院が限られます。費用は自由診療のため高額ですが、優れた咀嚼機能や審美性などのメリットがあります。
一方、総入れ歯はほとんどの街の歯科医院で相談できます。一般診療のため費用が安く、治療を受けやすい反面、咀嚼機能面やメンテナンスの大変さ、違和感が生じやすいといったデメリットもあります。
参照元:五十嵐歯科医院公式サイト「オールオン4と総入れ歯、かかる費用の違いは?」(https://www.igarashi-dent.com/column/column-2002/)
天然の歯と同様にブラッシングをすることができます。
インプラント周囲炎などのリスクもあるため、日々のケアは怠らないようにしましょう。
歯科医の指示に従い、定期的な検診も受けるようにしてください。
参照元:国際デンタルクリニック「インプラント治療専門サイト」(https://ida-implant.com/column/119/)
入れ歯は毎食後の洗浄に加えて、就寝時に外して洗浄剤に浸け置きしておく必要があります。
汚れや雑菌をしっかり取り除く必要があるため、日々のセルフメンテナンスがとても重要です。
歯科医院での定期的なチェックや調整もしなければなりません。
参照元:国際デンタルクリニック「インプラント治療専門サイト」(https://ida-implant.com/column/119/)