インプラントの治療期間は、治療方針や種類によっても異なりますが3ヶ月~1年程度が目安となります。
口腔内の状態に合った治療方針をもとに治療を進めても、インプラントが骨に定着する時間が想定以上にかかることもあります。
インプラントを安定させるためにも、期間はかかると思っておいた方がよいでしょう。
口腔内の状態は、人によって異なります。同様に、症状や治療法も人によって異なります。
歯周病や虫歯の治療が追加で必要になったり、インプラント埋入する部分に骨造成の手術が必要になったりすると、それだけ期間もかかります。
治療に対する方針はクリニックによってさまざま。歯科医の技術力や手術法でも異なることがあります。
インプラントの手術は、アバットメントが一体型の人工歯根を埋入する「1回法」と、人工歯根を埋入する手術後、2次手術で歯肉を切開して上部構造を連結させる「2回法」があります。
参照元:貴子デンタルクリニック「歯科コンテンツ|インプラントの治療期間はどれくらいかかる? 治療の流れと期間の目安」(https://takako-dental.com/contents/489/)
参照元:名古屋歯科「歯科コラム|インプラントの治療期間はどのくらい?治療前の相談から治療後の通院期間について」 (https://dental-hirai.jp/column/p511)
抜歯即時インプラントに対応
治療期間は3~5ヶ月です。
郡山ファースト歯科矯正歯科では、抜歯と同時にインプラントを埋入する方法を採用しています。
外科手術がいらない場合は痛みも少なくて済みますし、治療期間を大幅に短縮することが可能です。
監修:郡山ファースト歯科矯正歯科 伊波良将院長(歯科医師)
連絡先:024-955-6869
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インプラント治療を受ける前に、治療の説明、質問、治療費のことなどインプラントに関することをしっかり確認します。
その後、口腔内の状態や骨の状態をCT撮影等で検査して、治療方針を決定します。
検査等にかかる通院回数は個人差がありますが、およそ1回~3回程度で1日~2週間程度が目安です。
抜糸した後の処置は、2つの方法があります。
抜糸後すぐにインプラントを埋入する抜歯即時埋入法では、通院期間は1日で済みます。
一方、抜歯してから歯茎の回復を待ってからインプラントを埋入する抜歯待時埋入法では、2回の通院で1週間程度の通院期間が必要となります。
インプラント埋入手術は、抜歯をして2週間程度経過してから行います。
手術法は「1回法」と「2回法」があり、クリニックの方針や口腔内の状態によっては治療法を選べないこともあります。
埋入手術としての通院期間は、「1回法」「2回法」いずれも1日です。
インプラント埋入手術をしてから、インプラントと骨を結合するのを待つための治癒期間が必要となります。
治癒期間は、口腔内の状態をチェックしたり、消毒を行ったりするなど、経過観察のために1~4回程度通院することになります。
治癒期間はトータルで1ヶ月半~5ヶ月程度が目安となります。
インプラントが骨との結合状態、切開部分の歯茎の状態など確認してから、人工歯を装着するための型取りを実施します。
噛み合わせ等をチェックしながら、歯の形だけでなく、歯肉の形も正確に型取っていきます。 型取りを行ってから1~3週間程度で人工歯が完成します。
完成した人工歯を、歯茎の上に出たアバットメントに装着します。
2回法では装着時に2次手術を行います。装着にかかる通院は1回です。
インプラント治療を開始し、装着に至るまでの治療期間は、インプラントと骨の結合を待つ治癒期間が1ヶ月半~5ヶ月程度かかるため、トータルで3ヶ月~1年程度となります。
インプラントは、治療が終わり人工歯を装着して以降も、定期的なメンテナンスがとても大切になります。
歯茎の炎症といったリスクを減らし、長く快適にインプラントを使えるように、3ヶ月に1度程度はクリニックで専門的なチェックやクリーニングを受けましょう。
インプラント手術を2回法で行った場合、インプラント埋入手術後から2次手術までの治癒期間は歯がないのでは…と心配になる方も多いと思います。
口腔内の状態にもよりますが、仮歯を使用するので歯がまったくないという期間はほぼないと考えてよさそうです。
参照元:高田歯科クリニック「インプラントの治療期間は?スケジュールに余裕を持った治療を!」(https://www.takada418.jp/column/period)