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インプラント手術後の過ごし方

目次

インプラント手術後に起こる症状

インプラントを埋め込む手術では、当然ながら口の中を切開したり骨に穴を開けたりと肉体的にダメージを与えるため、それらが回復するまで清潔に保った上で安静にしなければなりません。

インプラント手術後の過ごし方に問題があったり、そもそも手術内容に不備があったりすると出血や痛み、腫れといった症状が発生しやすくなり、その他にも骨が変形したりインプラントと骨が適切に結合せず再手術になったりといったリスクまで高まってしまいます。

インプラント手術後のNG行為

手術した部位や周辺を触る

そもそも口内はデリケートな部分であり、素手でむやみに触るのは通常でも望ましくありません。ましてや手術した部位は傷口になっており、そこを指で触ったり何かしらの道具で触れたりすることで出血や感染症のリスクを増大させます。

過度な歯みがきやうがい

過度な歯みがきやうがいも、手術した部位を指などで触るのと同様に禁物です。手術した部位が自然に治癒するまでは、傷口に負荷を与えないよう優しく歯みがきをしたり、うがい液も刺激の少ないものを選んだりしてください。

いきなり固いものを食べる

固いものを食べる際にはどうしてもしっかり噛まなくてはならず、歯や歯茎へ物理的なストレスをかけてしまいます。インプラント手術後はおかゆやゼリーのような食事や、固形物でも柔らかいものを食べるようにしましょう。

飲酒・喫煙

アルコールは刺激物であり、さらに血流を促進させて出血や腫れのリスクを高めます。また喫煙は体内の栄養吸収や免疫機構の機能などを低下させて、感染症などのリスクを高める恐れがあるので避けてください。

激しい運動や入浴

激しい運動や入浴も飲酒と同様に血流を促進させて、手術した部位からの出血や腫れにつながる恐れがあります。また激しい運動の際に強く食いしばると歯茎や仮歯、インプラントへプレッシャーをかけてしまうので危険。いつも以上に注意して過ごしましょう。